「今ここにある危機とぼくの好感度について」1話の感想

イケメンアナウンサーの神崎は好感度を意識するあまり、当たり障りのない意味のない発言だけを心がけてきていました。

また、アナウンサーでのキャリアに頭打ち感を抱いていました。

松坂桃李さん演じる神崎の、この当たり障りない感が見どころです。

そして、恩師である三芳の誘いで大学の広報マンに転身します。

広報に着任するや否や、有名教授である岸谷の論文不正を告発した非正規研究者のみのりに接触するよう命じられる神崎。

彼女は大学でほんの一時期付き合った神崎の元彼女でした。

非正規雇用の研究者の闇にもフォーカスする内容になっているところがポイントでした。

神崎とみのりの対照的な考え方が象徴的に描かれていました。

神崎は、みのりのキャリアへの不安を利用して、用意された助教授のポストへと誘導しようとしますが、みのりはそのようなものには釣られません。

そんな覚悟で告発していたのではありませんでした。

みのりの「権力がある人たちは下の人たちに対する想像力がない。

見下してもいいけど、見くびるのはやめた方がいい」という発言が印象的でした。

今後も神崎はさまざまな大学ならではの問題に巻き込まれていくことになると思いますが、この神崎の「当たり障りのないキャラクター」がどこまで通用するのか、崩れていくのか注目したいと思える第1話でした。

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